【タイトル】

5年目までに知っておきたい臨床推論の基礎コース

第二回 リーズニングにおけるエビデンスの使い方編

【内容】

・臨床推論で必要なエビデンスについて

・エビデンスのレベルについて

・ガイドラインの使い方

・文献の調べ方、読み方、使い方

・エビデンス使用例

 競技復帰に対しての準備

 新しい治療法に対しての準備

 ガイドラインの共有方法

  チームでエビデンスを調べる方法

 

【アブストラクト】

今回はエビデンスの使い方というテーマになります。

臨床推論において患者さんの状態を把握し、意思決定する上で、臨床現場に臨む前段階として必要な基礎となる内容ではないでしょうか。

 

学生時代や新人の頃、文献を読むのは大切!と言われたことがあると思います。しかし実際の臨床現場は忙しく、答えにたどり着くまでに頓挫することが多々あるかと思います。

 

教科書的な疾患の病態。標準的なガイドラインや、エビデンスのレベル。それぞれの病院のプロトコル。十人十色の患者さん個々の状況に合わせて工夫する、現場レベルでの気づきや治療介入方法などなど。日々進化する医療の情報量は膨大になっています。

 

それぞれ必要な知識で、調べた方がいいのは分かっていても、どうすればいいのかわからない。調べてみても時間だけが過ぎていき、やめてしまう。そんな経験、あなたにもありませんか?

 

今回のセミナーでは、治療の方向を示すためにエビデンスをどう使うと良いのか。エビデンスの何を、どのように調べて、どうやって臨床現場に活かすのか。そんな内容を学べる内容となっています。エビデンスを使うことで、医療チームの一員として共通言語を使い意見交換し、患者説明においても信頼性のある治療選択を行うことができるようになります。

 

また今回は、皆さんの職場にいる若手セラピストの皆さん、実習地や養成校でこれから臨床に出るための勉強に励んでいる学生の皆さんにもぜひお聞きいただきたい内容です。そこで、特別ペア割引として申し込み時に備考欄にペア割希望とパートナーとなる方のお名前を記入していただければ、特別に一人500円で受講可能です。

当たり前の内容のセミナーだとは思いますが、再確認のためにも、もう一度臨床の基礎・エビデンスの使い方を学んでみませんか?皆さんのご参加をお待ちしております。

 

 日時:2023年9月28日(木)

   20:00~21:30

場所:WEB開催

受講料:1000円 オンライン配信

    ※特別ペア割 1人500円(申し込み時に備考欄にペア割希望とパートナーとなる方のお名前をご記入ください)

講師:櫻井亮太先生

定員:50名

【資格】理学療法士

【所属】ながたクリニック

【学位】保健医療科学修士(新潟保健医療大学大学院)

 

     

今回のテーマはエビデンス。具体的にエビデンスの高い文献を調べて、どのように臨床推論に活かしていくのか。簡単なようですが、とても奥深いテーマのセミナーとなりました。文献を読むことは大切だと思いながらも、どうやって手を付けたらいいのかわからず立ち止まってしまいがちな私には大変有意義で、背中を押してくれる内容だったと思います。また、臨床における壁の手前と向こう側、自分は今の状態ではどちらに立って考えていけばいいのか、大変興味深いお話でした。どんなに経験豊富なセラピストでも、新しい職域・疾患と向き合うときには初学者である。基礎を学ぶ意味を改めて認識するお話でした。

今後もリーズニングコースは続いていきます。皆さんのご参加お待ちしております。