【第49回セミナーを開催しました】

 

目の前の人をなんとかしたい。

 

その為に解剖学が大切なのはわかってる。

でも解剖学書を開いた途端アレルギー症状が…

学びたいけどやっぱりちょっとしんどい。

学んでみたけどポイントがわからない。

臨床にどう結びつけて良いのかわからない。

 

これが普通の感覚ですよね。

 

だけどやっぱりなんとかしたい。

解剖学が楽しいと思えるようになりたい。

と思うのが私達セラピスト。

 

そんな思いに応えてくれるのが町田先生です。

 

今回は、

いまさら聞けない解剖学でおなじみの町田志樹先生にお越し頂き、「肩甲帯・上腕・前腕  詳細編」というタイトルでお話頂きました。

目の前の人をなんとか良くしてあげたいというときに最終的に頼りになるのが解剖学です。

解剖学的な知識は臨床における評価や介入を下支えしてくれますが、学校教育では補いきれないものがたくさんあります。

というよりも、臨床に出てから知りたくなるのが解剖学ではないでしょうか。

 

関節包の神経支配、起始停止の個体差、筋の走行の立体的イメージなど、

学生時代は知ろうともしなかった事が、臨床に出てからは評価・介入のバリエーションや可能性を広げることにつながります。

骨に沿って走行している神経の部分は絞扼障害が起こりやすいという事が特に印象的でした。

解剖学書を見るときにそのような視点で全身を見てみると、良い発見がありそうですよね。

 

もちろんこの他にも1日を通してたくさんおもしろい知見をお話頂きました。

町田先生、参加された先生方ありがとうございました。

 

いまさら聞けない解剖学は今年もう一度長野で開催させて頂く準備をしております。

詳細が決まり次第Facebookやホームページで告知していきますので時々チェックして頂ければと思います。


【講義内容】

今リハ業界で話題の

PTOTビジュアルテキスト専門基礎 解剖学」を出版された町田志樹先生が代表を務めている

「解剖学の再学習と再構築」をコンセプトとした講習会「いまさら聞けない解剖学」。

 

全身の運動器をテーマに国内外の研究や系統発生学、比較解剖学等を織り交ぜて講演を行っています。

 

 

今回は全国的にもまだ開催が少ない「肩甲帯・肩・上腕の詳細編」です。

 

 「上肢編」からさらに一歩踏み入った内容をお伝えできるかと思います。

 

「解剖学のイメージをアップデートしたい」

 

「臨床に結びつく解剖の知識を得たい」

 

「本で学んでもなかなか頭に入らない」

 

「解剖学に苦手意識がある」

 

とう方におすすめです。

 

内容の一部を紹介します。

 

・系統学から考える肩関節の構造と臨床推論

・ローテーターカフと肩関節包の関係性

・肩甲帯の筋の構造の実際

・外側腋窩隙の絞扼原因とその症状について

・上腕二頭筋の構造と機能について

・上肢の神経の走行とその絞扼部位


(この他にも多くの内容を組み込む予定となっております)


町田志樹先生

医学博士位取得(順天堂大)甲第1578号
認定理学療法士(学校教育)
いまさら聞けない解剖学 代表
マイオチューニングアプローチ(MTA)アシスタントインストラクター
【所属】臨床福祉専門学校 理学療法科 理学療法科 専任教員
順天堂大学 解剖学・生体構造科講座 協力研究員

【研究歴】
平成22年 順天堂大学 大学院医学研究科 解剖学・生体構造科学講座 研究生
平成23年 順天堂大学 大学院医学研究科 解剖学・生体構造科学講座 博士課程
(入学資格審査合格のため、修士課程免除)
平成27年 順天堂大学 大学院医学研究科 解剖学・生体構造科学講座 博士課程修了
順天堂大学 解剖学・生体構造科学講座 協力研究員

【学会発表】

・学会発表 20報以上
・論文 10報以上

【著書等】

羊土社 PTOTビジュアルテキスト 専門基礎 解剖学 2018

講習会講師実績、過去2年で約20以上の都道府県にて講習会を開催

昨年度は2.000名以上の現職者が講習会を受講
平成27年6月より、POSTリハビリメディア(株式会社メディカルエージェンシー)よりメールマガジン依頼(タイトル「いまさら聞けない解剖学メルマガ」)。